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データ ブロックチェーン 研究者

東京の地震データを改ざん不能なブロックチェーンに記録開始、ツバイスペース

2019.06.14

Updated by Naohisa Iwamoto on June 14, 2019, 10:57 am JST

IoTセンサーで得た地震データを、ブロックチェーンに記録して改ざんを防ぐ。こうした取り組みが不動産・建設分野の技術ソリューションを提供するツバイスペースによって始まった。

ツバイスペースはIoTセンサーなどを用いた特許取得済みの地震検出システムを持っている。ここで得られた地震データを、同社が運用するツバイチェーン(ZWEICHAIN)という、プライベートチェーンとパブリックチェーンの統合環境に記録する。これにより、改ざん不能なセンサーデータを、専用のZWCブロックチェーンエクスプローラーや、パブリックチェーンのエクスプローラー、インターネットからも確認できるようになる。今回、東京の振動データをブロックチェーンに記録開始し、システムの運用を開始した。

この記録には「eee0003」の文字が先頭に表記され、「太陽系の3番目のすばらしい星」という意味を込めているという。

同社では、自社でAIを活用した地震モデルの開発に役立てるほか、国内外のアマチュア地震研究科などにも改ざん不能な地震データを提供し、地震の予測、予防などに貢献することを目指す。地震データについては、研究の一部にデータの改ざんや捏造があったことが指摘されており、ブロックチェーン技術の適用により改ざんを受けないデータによる検証を可能にする。

【報道発表資料】
ツバイスペースは、東京の地震センサーの振動データを、特許保有の不動産ブロックチェーンに記入開始。記録先頭の「eee0003」は、太陽系3番目のすばらしい星

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。