ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクが終了へ、新サービスへの移行を促す
2015.02.27
Updated by Naohisa Iwamoto on February 27, 2015, 21:13 pm JST
2015.02.27
Updated by Naohisa Iwamoto on February 27, 2015, 21:13 pm JST
ウォルト・ディズニー・ジャパンとソフトバンクモバイルは2015年2月27日、携帯電話サービス「ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク」を2017年後半に終了する予定であることを発表した。同種のコンテンツを提供するサービスとして、2015年2月19日に提供を始めた「ディズニースタイル」「ディズニーマーケット・オン・ソフトバンク」を受け皿にする。
ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクは2008年3月に開始した携帯電話サービス。専用のディズニーの意匠をほどこしたスマートフォンなどを販売し、音声通話、データ通信といった携帯電話サービスとコンテンツサービスを提供していた。しかし、ソフトバンクモバイルが多くの顧客をかかえるiPhoneや幅広いAndroid端末でも、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクと同様のコンテンツやサービスを利用したいという要望に応える形で、新サービスのディズニースタイル」「ディズニーマーケット・オン・ソフトバンク」の提供を開始した。
これまでディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクで提供してきた、独自のメールアドレス「@disney.ne.jp」や、さまざまなカスタマイズができるライブ壁紙、無料で楽しめるディズニーのコンテンツ、オリジナルのスマートフォンケースなどは、新サービスでも利用できる。専用端末に縛られることなく、スマートフォンの対応機種を広げることで、より積極的なサービス展開を推し進めるという。
現行のディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクは、2017年後半にサービスを終了する予定。今後、新しい端末の追加予定はないが、コンテンツなどのサービスは終了まで利用可能。ただし、サービス終了後は音声通話、データ通信など、携帯電話の基本的なサービスも利用できなくなる。
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登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。