【MWC2015】ドイツテレコムが示す、通信事業者のあり方
2015.03.03
Updated by Shigeyuki Kishida on March 3, 2015, 22:54 pm JST
2015.03.03
Updated by Shigeyuki Kishida on March 3, 2015, 22:54 pm JST
2015年のMobile World Congressでは「The EDGE of INNOVATION」というテーマが掲げられている。筆者がイベント初日(Day1)の講演セッションのいくつかに参加した印象としては、どの分野で誰がイノベーションを起こすかというよりは、IoT(Internet of Things)時代になりあらゆる産業をイノベーションが変えてゆく、今はその転換点にいるのだという認識をするべき、というのが底流に流れるメッセージのように思える。
中でも、午前中に行われたキーノートに登場したドイツテレコムのホッジスCEOのプレゼンテーションは、印象的であった。
▼ドイツテレコム社 ホッガスCEO
ドイツテレコムは、欧州の通信事業者が置かれている環境を簡潔に説明しつつ、同社の考えをクリアに示していた。
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登録はこちら情報通信総合研究所上席主任研究員。1990年一橋大学卒業、NTT入社。1997年より現職。海外・国内のモバイル通信業界に関して、サービス動向から企業戦略まで広く調査研究を行っている。「通信事業者はどこへ行く」(「情報通信アウトルック2011」共著)「アプリケーション・ストア・ブームの衝撃」(「情報通信アウトルック2010」共著)「LTEの提供エリアはスムーズに広がるのか-世界におけるLTE普及への展望」(日経コミュニケーション2009年7月15日号)など、記事執筆・講演多数。