マイクロソフト（Microsoft）が米国時間15日、世界最大級のゲームショー「E3」を前にして行ったプレス向けイベントのなかで、同社が昨年9月に買収したスウェーデンのモヤン（Mojang）の人気ゲーム「Minecraft」の最新デモ版を披露した。

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新たな「Minecraft」のデモは、マイクロソフトのARヘッドセット「HoloLens」を装着したユーザーの目の前にあるテーブル上に同ゲームのホログラムが表示され、ユーザーがこれを音声やジェスチャーでの操作できるというもの。マイクロソフトは今年1月に同ARヘッドセットを初めて披露していたものの、実際のゲームとの組み合わせを披露するのは今回が初めて。なお、新たな「Minecraft」については、7月にロンドンで行われる同ゲームのカンファレンス「Minecon」のなかでさらなる詳細が明かされる予定だという。

このほか、マイクロソフトは同日、同社が2013年にリリースしたゲームコンソール「Xbox One」について、前世代の「Xbox 360」のゲームへの対応を発表。今後「Xbox One 」では「Xbox 360」のゲームディスクを入れることで、ゲームデータがオンラインからダウンロードされ、プレイが可能になるという。なお、このシステムには年末までに数百タイトルのゲームが対応し、来年以降さらに増える予定だという。

【参照情報】
・Minecraft HoloLens Game Demo at E3 ‘Just Stole the Show’ - Bloomberg
・Microsoft at E3 2015: ‘Minecraft,’ HoloLens, More - WSJ
・Microsoft is building a special version of Minecraft for HoloLens - The Verge