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米最高裁、グーグルの控訴を棄却 - グーグル対オラクルのJava API訴訟で

Supreme Court declines to Google’s appeal in Oracle

2015.07.01

Updated by WirelessWire News編集部 on July 1, 2015, 13:48 pm UTC

オラクル(Oracle)とグーグル(Google)がJava APIをめぐって争っていた裁判で、米連邦最高裁判所(U.S. Supreme Court)は現地時間29日、APIが著作権保護の対象となるとした連邦巡回控訴裁の判断を支持し、グーグル側の控訴を棄却したという。

この訴訟は、オラクルがサン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)買収に伴って取得したJava関連技術に関する7件の著作権および特許権を侵害されたとして、2010年にグーグルを相手取って起こしていたもの。API(Application Programming Interfaces)が著作権保護の対象となるかどうかを争点に争われていたこの裁判では、2012年5月にカリフォルニア州の連邦地裁で「対象にはならない」とする判決が下されていたが、その後オラクルがこれを不服として控訴し、2014年5月には連邦巡回控訴裁で地裁の判決を覆えす判断が下された。さらにこの判決を受け、今度はグーグル側が最高裁に不服を申し立てていた。

グーグルはこれまで、APIの著作権保護が「イノベーションの阻害になる」とする姿勢を採り続けてきているが、それに対してオラクルでは「ソフトウェア開発にとって、著作権の効果的な保護は重要」などとして、今回の最高裁の判断についても「イノベーションの勝利」とコメントしているという。

なおこの訴訟は今後連邦地裁に差し戻され、グーグルのつくったJava APIが著作権法のフェアユースの範囲におさまるかどうかの審査が行われる見込みだという。

【参照情報】
Supreme Court Denies Google Appeal on Oracle Suit - WSJ
Supreme Court declines to hear Oracle v. Google case over software copyright - The Verge
U.S. top court declines to hear Google appeal in Oracle Java fight - Reuters

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