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リンゴとテレビ

アップル、ライブTV配信サービスのリリースを先送り(Bloomberg報道)

Apple to delay new internet TV service

2015.08.14

Updated by WirelessWire News編集部 on August 14, 2015, 11:27 am JST

アップル(Apple)によるライブTVサービスの提供開始が来年以降に先送りされる公算が高まったとする情報筋の話が、Bloombergで米国時間13日に報じられている。

Bloombergによれば、アップルは今年中にネット経由のライブTVサービスをリリースするべく、CBSや21世紀フォックス(21st Century Fox)といったメディア大手各社とコンテンツ関連の交渉を続けてきていたものの、この交渉が難航しているため、9月9日に予定する特別イベントでのサービス発表を断念し、同サービスのリリース時期を2016年まで延期することにしたという。また、コンテンツ配信に関わるネットワークのキャパシティ確保の遅れも、リリース先送りの一因としてあげられている。

Bloombergの情報筋によると、メディア各社との交渉でとくに難航しているのがコンテンツのライセンス条件。アップル側では既存のケーブルテレビ(CATV)料金のほぼ半額に相当する月額約40ドルで人気チャンネルのパッケージを提供したい考えとされるいっぽう、CATV経由の加入者減少に直面する放送事業者側ではこの減収分を補う新たな収益減をみつける必要に迫られているため、アップルの希望する条件でのコンテンツ提供に難色を示しているという。

Bloombergは、アップルによるライブTVサービスについて、2018年までに年間売上が20億〜30億ドル程度に達する可能性があるとするFBRキャピタル・マーケッツ(FBR Capital Markets)の推定を紹介。その上で、この金額がアップルの総売上に比べるとごくわずかであるものの、アップルが各種のエンターテイメントをワンストップで提供する上ではテレビ配信サービスの実現が重要など指摘している。

【参照情報】
Apple Said to Delay Live TV Service to 2016 as Negotiations Stall - Bloomberg
Apple is having trouble pulling its internet TV service together - The Verge
Apple to delay live TV service to next year: Bloomberg - Reuters

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