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フェイスブック(Facebook) は米国時間7月30日、同社が開発を進めているソーラーエネルギー駆動の無人機「Aquila」の第1号機を発表。発展途上地域でのインターネット接続サービス提供を目指す「Internet.org」の一環として、今年中にもテストを開始するという。

Aquilaは英国のフェイスブック開発者チームが約14か月にわたって開発を進めてきたもので、翼長はボーイング737と同程度ながら重量は約400kgで、ソーラーエネルギーのみで約3か月間飛び続けることができるという。

Aquilaは、民間航空機の飛行高度よりはるかに高い高度1万8000m〜2万7000m付近を飛行し、レーザー技術により別の無人機や地上の基地局と通信を行いながら、ネットワーク・サービスを提供することになるという。また、このレーザー技術は同社が現在カリフォルニア州でテストを行っているもので、従来のレーザー技術よりもはるかに高速な10ギガバイト/秒の通信を実現するものとされている。

ただし、Aquilaを利用したインターネット接続サービスの提供までにはまだ課題も多く、革新的なバッテリー技術の開発や、飛行中の無人機同士でのデータ通信を可能にする正確なレーザー技術の開発なども必要とされている。同時に、各国における無線周波数帯の利用許可取得や領空の飛行許可など規制関連の課題をクリアすることも必要になってくるという。

なお、フェイスブックはAquilaについて、今年中に米国でのテスト飛行の開始を予定しているという。

【参照情報】
A Facebook Project to Beam Data From Drones Is a Step Closer to Flight - NYTimes
Facebook launches Aquila solar-powered drone for internet access - The Guardian
Aquila, Facebook’s First Drone for Internet.org - WSJ

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