アップル（Apple）が今月25日にリリースした最新スマートフォン「iPhone 6s」および「iPhone 6s Plus」の販売台数が、発売週の週末3日間で過去最高を記録したという。米国時間28日に同社が明らかにした。

アップルによれば、25日〜27日に販売された両端末の販売台数は1300万台で、昨年発売された「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の約1000万台を上回ったという。この好調な滑り出しの要因のひとつに挙げられているのが中国市場で、昨年の場合と異なり、今年はリリース第一陣の市場のなかに中国が含まれていたことが複数の媒体で言及されている。またNYTimesでは、一部のアナリストから昨年を上回る滑り出しを予想する見方が出されていたとして、FBRキャピタル（FBR Capital）のダニエル・イブス（Daniel Ives）氏の1300万台、 パイパー・ジャフレイ（Piper Jaffray）のジーン・マンスター（Gene Munster）氏の1200〜1300万台という予想を紹介している。

アップルは同日、10月9日にロシア、スペイン、イタリア、メキシコ、台湾など40か国で新型iPhoneを発売することも明らかにしている。

なお、今年10-12月期のiPhone販売台数については、UBSが昨年を400万台上回る7840万台、FBRでは7700万台と予測しているとNYTimesでは記している。

【参照情報】
・Apple Announces Record iPhone 6s & iPhone 6s Plus Sales - Apple
・Apple iPhone 6s Breaks First-Weekend Sales Record - NYTimes
・Apple sells record 13 million iPhone 6S, 6S Plus units in first weekend - CNET