マイクロソフト（Microsoft）は米国時間6日、同社の最新型スマートフォンとなる「Lumia 950」および「Lumis 950 XL」を発表した。

マイクロソフトが約18か月ぶりで発表した両端末は、いずれも最新OS「Windows 10 Mobile」で動作するもの。ふたつの大きな違いはディスプレイサイズとプロセッサ性能で、「Lumia 950」は5.2インチのOLEDディスプレイ（解像度1440×2560ピクセル）、クアルコム製のヘキサコア「Snapdragon 808」プロセッサを搭載するのに対し、「Lumia 950 XL」のほうは5.7インチのOLEDディスプレイ（解像度1440×2560ピクセル）、クアルコム製のオクタコアプロセッサを搭載する。

いっぽう、3GBのRAM、32GBのストレージ（microSDスロット付き）、20メガピクセルの背面カメラ（光学手ぶれ補正付き「PureView」カメラ、トリプルLEDフラッシュに対応）と5メガピクセルの前面カメラ搭載などは共通で、いずれもUSB Types-Cのケーブル規格に対応。また30分間で50%までバッテリーを充電できる高速充電機能や水冷機能も特徴のひとつとされている。

このほか、両端末は「Windows 10 Mobile」OSの新機能「Continuum」に対応し、マイクロソフトの「Display Dock」というドックアクセサリーに搭載することで、モニターやマウス、キーボードに接続し、「Windows 10」PCのように利用することができるという。

なお、価格については「Lumia 950」が549ドル、「Lumia 950 XL」が649ドルでいずれも今年11月のリリースとなるという。

【参照情報】
・Microsoft Unveils Powerhouse Lumia 950 and 950 XL Phones - WSJ
・Microsoft's Lumia 950 is the new flagship Windows phone - The Verge
・Microsoft Lumia 950XL with 5.7-inch display and liquid cooling announced for $649 - The Verge