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トヨタ、シリコンバレーAI研究拠点の中核メンバーなどを発表

2016.01.06

Updated by WirelessWire News編集部 on January 6, 2016, 12:05 pm UTC

トヨタ自動車(以下、トヨタ)がシリコンバレーに設立したAI関連の研究開発拠点トヨタ・リサーチ・インスティチュート(Toyota Research Institute、TRI)の中核幹部や社外顧問の顔ぶれが米国時間5日に発表された。米国防高等研究計画局(DARPA)、MIT、カーネギーメロン大(CMU)など、AI(人工知能)やロボット工学関連の研究で知られる各機関の出身者がTRIの技術チーム幹部に就任、また著名な起業家や元駐日米国大使などを社外顧問に起用することになったという。

トヨタは昨年9月にAI関連でMIT、スタンフォード両大学との提携を発表。その後11月にはTRIの設立を発表し、DARPAで「ロボティクス・チャレンジ」のプログラム・マネージャーを務めた経験などを持つギル・プラット(Gill Pratt)氏をCEOに起用することを明らかにしていた。

今回の発表によると、TRIはまず最高業務責任者(Chief Operating Officer)にDARPA出身のエリック・クロトコフ(Eric Krotkov)氏という人物を起用。またクラウド・コンピューティング担当の責任者には、CMU教授でグーグル・ロボティクス(Google Robotics)元責任者のジェームズ・カフナー(James Kuffner)氏が就任。そのほか、マシンラーニング、自動運転(Autonomous Driving)、 シミュレーションと制御(Simulation and Control)といった各分野を担当する責任者も置かれ、トヨタ側からは 岡島博司氏がExecutive Liaison Officerの立場で参加するという。

いっぽう、TRIのアドバイザリー・ボード(Advisory Board)には、元中日米国大使のジョン・ルース氏が会長職に就くほか、セールスフォース(Salesforce.com)創業者のマーク・ベニオフ(Marc Benioff)CEOや、iロボット(iRobot Corp)やリシンク・ロボティクス(Rethink Robotics)の創業者としても知られるMITコンピュータ科学・人工知能研究所元所長のロドニー・ブルックス(Rodney Brooks)氏、さらにスタンフォード大AI研究所(SAIL)ディレクターのフェイフェイ・リー氏(Fei-Fei Li)、ビル・クリントン政権で米海軍長官を務めたリチャード・ダンジグ(Richard Danzig)氏なども参加するという。

なお同日には、TRIがすでに予定を明らかにしていたカリフォルニア州パロアルトとマサチューセッツ州ケンブリッジの研究拠点が、今月中に開設されることも発表されている。

【参照情報】
Toyota Research Institute Announces All-star Leadership Team for Artificial Intelligence and Robotics Research - Businesswire(プレスリリース)
Toyota's new R&D company hires technical team - Reuters
Toyota fills the rosters for its $1 billion AI, robotics research team - Mashable

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