LTEの高速性を活かしたIoTソリューションを可能に、ドコモがLTE通信モジュール

2016.04.13

Updated by Naohisa Iwamoto on 4月 13, 2016, 06:44 am JST

NTTドコモは2016年4月12日、ドコモとして初めてLTE通信に対応した通信モジュール「LTEユビキタスモジュール UM04-KO」を発売すると発表した。高速通信を伴うIoTソリューションなどに向けたもので、4月15日に提供を開始する。

LTEユビキタスモジュール UM04-KOは、国内では800MHzおよび2GHz帯のLTEに対応し、下り最大112.5kbps、上り最大37.5kbpsのデータ通信が可能。監視カメラの動画の送信やデジタルサイネージへのコンテンツ配信など、大容量コンテンツの高速通信を伴うIoTソリューションが快適に利用できる。

▼ドコモが提供を開始する「LTEユビキタスモジュール UM04-KO」
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UM04-KOの特徴としては、2つのアクセスポイントと同時にデータ通信ができる「マルチ通信」を備えることがある。例えば自動販売機にUM04-KOを搭載した場合、デジタルサイネージのコンテンツを受信しながら、決済データを同時に送信するといったことが可能になる。また、国際ローミングサービス「WORLD WING」でグローバルビジネスに対応するほか、緊急速報「エリアメール」の対応で「緊急地震速報」「津波速報」などのメッセージを受信することもできる。

3G通信に対応した既存の「FOMAユビキタスモジュール」からの移行を考慮し、同じコネクタを利用できるほか、モジュール形状やネジ穴の位置なども既存製品と揃えた。コマンドもFOMAユビキタスモジュールと多くが共用できる。また、RS-232-Cコネクタを搭載した「UM04-KO専用アダプタセット」も提供する。

料金は、「LTEユビキタスプラン」が適用される。128kbpsの低速に制限した3つのプランと、LTEの高速通信に対応した2つのプランを用意する。低速で最も低料金な「LTEユビキタスプランS」は月額800円で200KB(240円相当)の無料通信分を含む。LTEの高速性を生かせるプランとしては「LTEユビキタスプランS(高速オプション)」が月額1000円で、200KB(240円相当)の無料通信分を含む。

【報道発表資料】
大容量コンテンツの高速通信にも対応したLTEユビキタスモジュール「UM04-KO」を発売

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。