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IoT機能を統合しクラウドで提供する「スマートIoTサービス」、日立情報通信エンジニアリングが提供

IoT機能を統合しクラウドで提供する「スマートIoTサービス」、日立情報通信エンジニアリングが提供

Updated by 岩元 直久 on April 22, 2016, 06:36 am JST

岩元 直久 Naohisa Iwamoto

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

日立情報通信エンジニアリングは2016年4月21日、IoT機能を統合して提供するクラウド型サービスの「スマートIoTサービス」を提供すると発表した。IoTやM2Mのシステムの早期導入や、データ収集・利活用による新しい価値の創出を支援する。

スマートIoTサービスは、これまで同社が提供してきたソリューション「IoT/M2M情報収集ソリューション」の機能を拡張したもの。従来は「温度監視サービス」として、リアルタイムのデータ収集、データの見える化、24時間監視による異常検知と警報通知機能を提供してきた。スマートIoTサービスでは、モバイル回線によるデータ収集や空調機器の監視・制御を可能にした。さらに、監視対象も従来の温度だけでなく、電力、湿度、二酸化炭素濃度などの環境データ、産業用機器から収集される稼働データを加えることで、エネルギー管理システム(EMS)用途や産業用設備の予兆監視へと対応する用途を拡大した。

スマートIoTサービスは、クラウドサービスとして提供する。顧客にはクラウド環境を提供するほか、システムの構築・保守、モバイル回線によるデータ収集、メールや電話などを使った警報の通知、収集データのレポーティングといったサービスを用意する。また、これまで提供してきた「冷蔵庫温度監視サービス」などのノウハウを生かすことで、短期間での導入、運用開始が可能な点も特徴だという。既存のインフラ設備や機器、センサーを流用することも可能で、過去の投資を活かしたシステム拡張が可能だ。

スマートIoTサービスの料金は、店舗やビルのフロアなどの通知先単位で月額4000円から。「ユーザ管理」「メールによる警報通知」「WEBブラウザによる見える化」「レポーティング」「問い合わせ窓口サービス(Webサイト受付)」のサービスが含まれる。また各種センサーからのデータ収集と蓄積は、測定データのポイント単位で月額400円。以上が標準サービスとして提供され、オプションとして電話通報サービス、FAX通報サービス、モバイル通信サービスを用意する。サービスは4月21日に提供を開始した。

【報道発表資料】
遠隔監視・制御を実現する「スマートIoTサービス」を提供開始

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