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米ヤフーの中核事業、ベライゾンが買収へ - 48億ドルで両社が合意

2016.07.25

Updated by WirelessWire News編集部 on July 25, 2016, 09:38 am UTC

米ヤフー(Yahoo)が進めていた中核事業等の売却先探しについて、最有力候補と見られていたベライゾン(Verizon Communications)への売却がほぼ確定し、早ければ米国時間25日にも正式発表の見通しとなったと複数の媒体が報じている。

両社が最終的に合意した売買金額は48億ドルで、ベライゾンが取得する資産のなかにはヤフーのウェブポータル/広告事業や一部の不動産が含まれる。いっぽう、ヤフーの保有する特許などは含まれす、同社保有のアリババ(Alibaba)株式やヤフージャパン株式も引き続きヤフーが保有することになる。

WSJによると、ヤフーは約3000件の特許について別に実施するオークションを通じて処分する見通しとされ、これには10億ドルを超える金額が提示される可能性があるという。

今回のオークションには、ベライゾンのほか、 AT&T、複数のヘッジファンド、それにクイッケン・ローンズ(Quicken Loans)創業者のダン・ギルバート(Dan Gilbert)氏が中心になったグループなどが入札に参加していた。

ベライゾンは昨年6月に買収したAOLとヤフーの資産とを組み合わせることで、モバイル/ビデオ広告を中心とした広告事業の強化を図りたい考え。ただし、両者の市場シェアをあわせても米デジタル広告市場全体の5%程度に過ぎず、グーグル(Google)、フェイスブック(Facebook)の2強による寡占がつづくなかで、当面は厳しい戦いを迫られる可能性が高いとWSJは記している。

WSJは、市場調査会社イーマケッター(eMarketer)の予想として、両者の今年のシェアはヤフーが3.4%、AOLが1.8%にそれぞれなる見通しとしている。

Recodeでは、ベライゾンがヤフーの買収完了後に、同社の経営をAOLのティム・アームストロング(Tim Armstrong)CEOに引き継がせ、マリッサ・メイヤー(Marissa Mayer)現CEOは早い時期に退任する可能性が高いする見方も伝えている。

【参照情報】
Verizon Finalizes $4.8 Billion Yahoo Deal - WSJ
Verizon Said to End Yahoo Survival Fight With $4.8 Billion Deal - Bloomberg
Verizon and Yahoo are set to announce an exclusive $5 billion deal - Recode

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