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ファーウェイ(Huawei)のスマートフォン出荷台数が2016年上半期に前年比25%増の6000万台を突破したことが現地時間26日に明らかになった。

ファーウェイが同日明らかにした上半期の業績は、スマートフォン事業を含むコンシューマービジネス部門の売上が774億元(116億ドル)で前年比41%増を記録。また同期のスマートフォン出荷台数は約6050万台で、欧州市場や新興市場でとくに販売台数が伸びたという。また、同社の市場シェアはエジプトで20%を超え、ニュージーランドでも15%を上回ったほか、アルゼンチンやチリ、トルコなどでは前年比倍増を記録したという。

この話題を採り上げたDigital Trendsでは、ファーウェイが今年に入って投入したハイエンド機種「Huawei P9」などの好調な売れ行きが出荷台数の伸びにつながったと指摘。いっぽうWSJでは、ファーウェイが今年1万5000箇所の小売拠点をオープンする予定であることに触れ、これらの販路拡大により同社のスマートフォン販売台数がさらに伸びる可能性があることや、今年の販売台数目標1億4000万台の達成にファーウェイ幹部が自信を示したことなども紹介している。

WSJによると、ファーウェイのスマートフォン世界市場シェアは9%で、サムスン(Samsung)の24.5%、アップル(Apple)の15%に次ぐ第3位(調査会社トレンドフォース調べ)だが、同社では5年以内に首位に立つことを目指しているという。

【参照情報】
Huawei's global smartphone shipments jump 25 percent in first half - Reuters
Huawei Optimistic About Meeting Its Target for Smartphone Shipments - WSJ
Look out, Samsung! Huawei ships 60.5 million smartphones in first half of 2016 - Digital Trend

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