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フェイスブック(Facebook)は米国時間3日、クリックベイト(clickbait)と呼ばれる扇情的な見出しでリンクに誘導する記事の削減を目指し、こうし記事を自動的に判断する新たなアルゴリズムを導入することを発表した。

フェイスブックによれば、同社は数十万件の記事の見出しを分析し、記事がアップロードされた瞬間にクリックベイトかどうかを自動的に判断するアルゴリズムを開発。同社ではクリックベイト記事を頻繁に投稿するパブリッシャーに対して、記事がニュースフィード上で表示される頻度を減らす措置を取るという。

フェイスブック・ユーザーの間では、クリックベイトに対する不満の声が以前から上がっており、同社では2014年にこの問題への対処を開始。当初はユーザーがリンクをクリックしたものの、すぐに戻ってきた記事を追跡するというやり方を採っていたが、現在ではユーザーがいったんクリックした「いいね」ボタンを後に取り消した記事や、バグもしくは誘導的な記事として報告された記事なども参考にしているという。

なお、フェイスブックでは、クリックベイトを頻繁にアップデートするニュースサイトに対し、ニュースフィードから完全に追放するのではなく、投稿を改善することで表示頻度を戻すことができるようにするという。

【参照情報】
News Feed FYI: Further Reducing Clickbait in Feed - Facebook
Facebook is stepping up its war on clickbait in the News Feed - The Verge
Facebook Tweaks News Feed Algorithm to Punish Click-Bait Posts - Bloomberg

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