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AIでバイタルデータを分析、スマホで手軽に医師に相談--ヘルスケアに新サービス
2016.10.14
Updated by Naohisa Iwamoto on October 14, 2016, 06:36 am JST
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2016.10.14
Updated by Naohisa Iwamoto on October 14, 2016, 06:36 am JST
ヘルスケア分野でITを活用するニュースが相次いだ。1つが、バイタルデータをAI(人工知能)で分析し遠隔医療や予防医療に役立てるというオプティムの発表。もう1つが、スマホなどからオンライン上で医師に直接相談できるYahoo!ヘルスケアの新サービスの発表だ。
オプティムの発表は、オムロン ヘルスケアが2016年11月1日に国内で提供を始めるアプリ「OMRON connect」の対応機器と、オプティムの「OPTiM Cloud IoT OS」が連携するというもの。これにより、「OMRON connect」の対応機器が収集する各種のバイタルデータを、「OPTiM Cloud IoT OS」で管理できるようになる。
オプティムなどが提供する遠隔医療サービス「ポケットドクター」と連携させることで、医師による遠隔医療にバイタルデータを活用できる。また、「OPTiM Cloud IoT OS」で蓄積したバイタルデータをAIによって分析し、病気の予兆を警告するといった利用も想定する。こうした連携により、遠隔医療や予防医療の発展を支援できるという。
ヤフーの発表は、同社が運営する「Yahoo!ヘルスケア」で、エムスリーが運営する日本最大級の医療Q&Aサイト「AskDoctors」と連携して新サービス「かんたん医療相談」を開始したというもの。「かんたん医療相談」は、月額300円の有料会員制サービス。ユーザー自身や家族の健康について、オンラインで気軽に医師に相談できる。24時間対応で、4500人を超える現役医師が病気や健康の悩みについて回答してくれる。
かんたん医療相談で有料会員は、月に3回までの質問と、過去の相談例(質問、医師の回答)の無制限の閲覧が可能。無料でも過去の相談例の質問だけを閲覧することができる。
【報道発表資料】
・オムロン ヘルスケア機器と「OPTiM Cloud IoT OS」が連携 バイタルデータをAIにより分析し、遠隔医療や予防医療の発展を強力に支援
・Yahoo!ヘルスケア、医師に直接相談できる月額会員制サービス『かんたん医療相談』を開始
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登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。