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QNXソフトウェアを採用する自動車数が1億2000万台を突破 ほか

Automotive Cybersecurity News June 3rd week,2018

2018.06.18

Updated by Wataru Nakamura on June 18, 2018, 15:02 pm JST

ブラックベリー、QNXソフトウェアを採用する自動車数が1億2000万台を突破 - 過去3年で倍に【Financial Post】
ブラックベリーは6月6日、デトロイトで開催されたコネクディッドカー・自動運転車関連カンファレンス「TU-Automoive」のなかで、自社のQNXソフトウェアを採用する自動車の数が1億2000万台を突破したと発表。自動車向けQNXソフトウェアの採用実績は過去3年で2倍になっており、アウディやBMW,ジャガー・ランドローバー、トヨタなどの車両に搭載されているという。なお、同社は今回のカンファレンスのなかで、新たにセキュリティ認証を受けた自動車向けソフトウェア製品「QNX Hypervisor for Safety」、「QNX Platform for ADAS 2.0」、「Safety 2.0」も発表している。

原文:BlackBerry's QNX software now being used in 120 million cars, double the number of past three years

Karamba Security、TU-Automotiveの「Best Auto Cybersecurity Product」を2年連続で受賞【GlobeNewsWire】
自動車向けにエンドツーエンドのサイバーセキュリティソリューションを提供するイスラエルのカランバ・セキュリティ(Karamba Security)が、TU-Automotiveが最も優れた自動車向けのサイバーセキュリティ製品に贈る「Best Auto Cybersecurity Product」を2年連続で受賞。同社の革新的な自動車用認証ソリューション「SafeCAN」が対象となっ。

原文:Twice in a Row: Karamba Security Awarded ‘Best Cybersecurity Product' by TU-Automotive Judges

自動車サイバーセキュリティ分野でGENIVIアライアンスとFASTRが協力【PR Newswire】
自動車メーカーとサプライヤーの非営利アライアンスで、オープンソースの車載インフォテイメント(IVI)システムやコネクティッドカー向けのソフトウェアや開発するGEMIVIアライアンスが6月4日、自動車サイバーセキュリティを専門とする非営利の研究コーソシアムであるFASTR(Future of Automotive Security Technology Research)との協力を発表。両者が推進してきた自動車セキュリティ分野おける脅威モデリング、安全なOTA(Over-The-Air)更新、セキュアソフトウェアの開発といった取り組みをさらに進めていくという。

原文:GENIVI Alliance and FASTR Join Forces to Tackle Automotive Cybersecurity Challenges

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。