何かコトを成すためにはキーパーソンの存在が必須だ。特に特集「創生する未来」で紹介するような全国の地域活性化のさまざまな企ては、その要となるところに必ずキーとなる人物が存在する。なぜなら、地域活性化の取り組みを継続的に遂行するためには、組織や団体に加えて、その活動を支える支柱となるべき人の存在が不可欠だからだ。
しかし、そのキーパーソンが誰なのかは外側からは案外見えづらいもの。分かったとしてもつながりにくいのが現状だ。全国の地域支援を行う過程でぶつかるその2つの課題解決のため、「創生する未来」で新たに、地域活性化の企てのキーパーソン=「すごい人」を捜索し、取材して記事化する連載を開始する。
特集「創生する未来」でこれまで紹介してきた地域活性化の事例に対して、新連載「創生する未来『人』」は、その事例を動かす人や、それに影響を与えるキーマンの特集「人物編」という位置づけとなる。
地域活性化のキーパーソンについて、創生する未来では「地域コーディネーター」と言い換え、以下のように定義する。
「地域コーディネーター」とは
地域コーディネーターという明確な肩書きは存在しない。地域で発生するもろもろの企てを取りまとめて、進めるためになくてはならない人が地域コーディネーターだ。市区町村の首長、その役所に勤務する担当者、地元の有力企業の社長、地域雑誌の編集長や新聞社、地方議会議員、地元にUターンした若者、あるいは町内会を仕切っている人、首都圏からは官公庁、大学、ITベンダーやコンサルタントなどが含まれるなど、地域コーディネーターは一様ではない。
「創生する未来『人』」では、この「地域コーディネーター」や、地域コーディネーターに影響を与える人々を紹介する。地域、業種、職業などのジャンルにこだわりはない。ただし産官学の広い範囲で、「地域の」経済振興に関わる人や、企業/団体、経済振興以外のさまざまな活動を行っている人、さらにそこに関わる人/企業/団体に多大な影響を与えている人を前提とする。
Webマガジン「創生する未来」は、単に全国の地域活性化事例や「創生する未来『人』」を紹介するにとどまらず、全国に散らばる地域コーディネーターのためのプラットフォームでありたいと考える。門戸は開かれているので、読者はいつでも「創生する未来『人』」とつながることができる。関心のある読者は、遠慮なく編集部までお問い合わせください※。
また、「創生する未来『人』」として我々が取り上げる対象も、自薦、他薦を問わず広く募る。読者の身近に、取り上げてほしい創生する未来「人」候補がおりましたら是非ご紹介ください。
この連載を企画、取材、執筆するなかで、多大なるサポートして頂いた全国の産官学の関係者の皆様にここに改めて深く感謝いたします。なかでも特別のサポートを頂きましたNECさまには特段の感謝の念を示します。
2019年2月
Webマガジン創生する未来 主宰者・一般社団法人創生する未来 代表理事
伊嶋謙二
※ 創生する未来「人」とつながりたい方は、以下のアドレスへ直接ご連絡ください。編集部から返信いたします。創生する未来「人」候補のご推薦も同じく以下のアドレスあてにお願いいたします。
創生する未来「人」編集部 miraibito@souseimirai.jp
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登録はこちら特集「創生する未来」は、同名の一般社団法人「創生する未来」とWirelessWireNews編集部の共同企画です。一般社団法人「創生する未来」の力を借りることで、効果的なIoTの導入事例などもより多くご紹介できるはず、と考えています。