ネットワーク上の情報の価値が高まり、サイバー攻撃の対象になりやすくなってきている。元々の仕組みとしてセキュリティの概念がないIP通信に対して、セキュリティを強化する仕組みが求められている
IoTの広がりやテレワークの活用により、これまで以上に多くの機器をネットワークに接続して利用するようになってきた。ネットワーク上を流れる情報が質量ともに増加するとともに、その重要性も高まっている。すなわち、ネットワーク上の情報の価値が高まり、サイバー攻撃の対象になりやすくなってきているといえる。
特に、元々の仕組みとしてセキュリティの概念がないIP通信に対して、セキュリティを強化する仕組みが求められている。IPアドレス(IPv6)と暗号鍵に数学的な関連を持たせて“なりすまし”“ 中間者攻撃”を原理的に抑止するのが、SYSNCHROの「KATABAMI」である。KATABAMIは、オープンソース・ソフトウェア「Cjdns」を利用したネットワーク・セキュリティ技術で、高レベルの通信セキュリティを実現している。
アプリケーション層ではなくネットワーク層でエンドポイントとエンドポイントの間のセキュアな通信を実現することが特徴である。すなわちIPv6を扱えるアプリケーションであれば、セキュリティ強化のためにアプリケーションを改修するといった開発が不要でKATABAMIを適用できる。こうした特徴を持つKATABAMIは、現在のコロナ禍において、「三密を避ける」という目的で、テレワークやオンライン会議などネットワーク越しの業務が増えている状況におけるセキュリティ対策にも役立つ。
セキュリティ関連のオンラインイベント「ジャパンセキュリティサミット」では、SYNCHROによるKATABAMIの解説の無料オンラインセミナーが開催される。KATABAMIの動向や適用事例について、最新の情報を盛り込んだ講演となる。業種、職種を問わず、セキュリティ担保の必要性を感じる数十人規模レベルの組織の担当者にとって、役立つ情報が得られるだろう。
講演タイトル:『IoTネットワーク・セキュリティソリューション KATABAMI』
講演団体:株式会社SYNCHRO
登壇者:株式会社SYNCHRO 取締役CTO 中村 健(なかむら けん)氏
日 程:2020年 9月8日(火曜日)15:00~15:30
会 場:Teamsライブを利用したオンラインイベントです。peatixでお申し込みの方に事前に招待メールをお送りします。
参加費用:無料:お申し込みは当日9月8日の15:00までとさせていただきます
主 催:ジャパンセキュリティサミット実行委員会
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