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HPCシステムズ、ローカル5G向けのエッジコンピュータを発売

2022.04.28

Updated by WirelessWire News編集部 on April 28, 2022, 13:16 pm JST

HPCシステムズは2022年4月22日、5G通信に対応したコンピューター「Edge Tank」を発売した。ローカル5Gネットワーク上に設置し、インターネット上のクラウドを使うよりも高速なレスポンスを実現するエッジコンピューティング向けのサーバーである。アンテナなどを標準装備し、設置してすぐに利用できるオールインワン型になっているのが特徴だ。

ローカル5Gは、企業や自治体が所有する建物や敷地内で独自に構築する無線ネットワークである。「超高速」「多数同時接続」「超低遅延」という5G通信の特徴を生かして、特にものづくりの現場では多数のセンサーやカメラによる情報収集、高精細映像伝送、機器の遠隔制御などと組み合わせた使い方で期待されている。

だが、いざローカル5Gを構築しようとすると、5Gに対応する装置や機器が少ないという問題がある。特に、端末に近いところに置いて高速レスポンスでの処理を実現するエッジコンピューターは電波法に基づいた認証を受けていなかったり、モジュールやアンテナが別売りだったりする製品が多いのが実態だ。

Edge Tankは、大手データ通信事業会の検証施設を使い、ローカル5Gのデータ受信速度確認、アタッチ/デタッチ、通信モジュール発熱時の動作確認などのテストを繰り返し品質や動作状況などを検証している。そのため、電波法における技術基準適合証明(技適)の審査・検証を担当するテレコムエンジニアリングセンター(TELEC)から技術基準に適合している認証を取得済み。さらに、通信モジュールだけでなく、ローカル5G対応のアンテナや外部端子を装備したオールインワン型になっており、比較的短期間でローカル5Gネットワークを立ち上げることが可能だ。

Edge Tankは、処理能力や拡張性の異なる3モデルで構成する。Sub6帯を含むローカル5Gに加え、Wi-Fi 6/4G/3G/LTE/GPRS/UMTSによる通信が可能。外部端子としてはUSBやLANに加え、制御機器などを接続するためのRS-232/422/485ポートを装備する。

工場だけでなく、駅や空港などでの高精細映像監視・自動搬送、物流現場の自動倉庫化・自動搬送、工事現場の自立施工・遠隔施工、農林水産業における遠隔監視・リモート制御などでの利用を想定している。

[リリース]
HPCシステムズ、ローカル5G通信対応のオールインワン・エッジコンピュータ「Edge Tank」を開発、販売開始

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