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スポーツの魅力は曖昧さにある

2023.01.19

Updated by WirelessWire News編集部 on January 19, 2023, 07:16 am JST

誤審が問題になる時

プロ野球のストライク判定をめぐる投手と球審のトラブルが物議を醸している。4月24日のオリックス対ロッテ戦において、2回の裏にロッテの佐々木朗希投手が投じた球がボール判定された際、不服な表情を見せた佐々木投手に対して白井球審が詰め寄ったシーンがあったのだ。このシーンはすぐさまSNSなどで拡散され、投手や審判の態度、判定ミスなどをめぐる大きな論争が巻き起こった。

プロスポーツの世界における「誤審」や「疑惑の判定」といった問題はいつの時代も議論の的となってきたが、ストリーミングの普及によって視聴者数が拡大し、SNSによって気軽に情報発信が可能になった現代においては、その注目度はかつてないほど高まっている。そして、このような騒動が起こるたびに浮上するのが、審判を補助するテクノロジーやロボット審判に関する議論だ。近年、野球からサッカー、テニスまで様々なプロスポーツで導入され、さらなる活用が検討されているこういった技術は、スポーツのあり方に大きな変化をもたらしつつある。

スポーツ中継を見ていると、時に明らかな誤審と思われるような場面に遭遇することがある。たとえば、前述のストライク判定については、中継画面に表示されているストライクゾーンを外れた球がストライクと判定されたり、逆にゾーン内に入っているのにボールと判定されるといった場面を見かけることはしばしばある。とはいえ、このような誤審が毎回大きな騒動に発展するわけではない。審判も人間なので時にミスをすることは仕方ないし、ちょっとした誤審のたびに騒いでいたら試合の円滑な運営に支障をきたすからだ。

誤審が大きな問題となるのは、ワールドカップやオリンピックなど開催頻度が少なく、規模の大きな大会であり、特に勝敗や優勝などを左右する重要な局面でのことだ。スポーツが高度に商業化された現代においては、このような大舞台での誤審は選手のキャリアやチームの収益、関係者や審判自身の人生にさえ影響を与える可能性があるためだ。そして、こうした誤審を減らすため、各スポーツは多くの取り組みを行ってきた。

※本稿は、モダンタイムズに掲載された記事の抜粋です(この記事の全文を読む)。
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