ドコモグループの法人事業ブランドであるDocomo Businessは、香港で初となるエンド・ツー・エンドのフルマネージド型プライベート5Gサービスを開始したと発表した。新たなサービスは、高速のデータ転送や超低遅延、大容量などが特徴の極めて安全性の高いデジタル通信インフラを実現する。

同社によれば、新サービスは26-28GHzのミリ波帯を使用して提供される。これにより香港の企業は、アップリンク中心のIoTや、単一の無線ネットワーク上で動作するミッションクリティカル（VoIP、テキスト、ビデオなどのプッシュ・ツー・エブリシング）なアプリケーションへの高い需要に対応するためのプライベート5G網の構築が可能になる。

NTT香港のCRO（最高収益責任者）を務めるStephen Tsang氏は「エッジデバイスの需要が拡大し続ける中で、当社のプライベート5Gネットワークサービスは企業が新たなビジネスチャンスを開拓するための加速装置になる」とし、「プライベート5Gの採用が増加することで、香港はIoTイノベーションのゲートウエイとしての地位をさらに高め、強固なイノベーション・テクノロジーハブとしての地位を確立することになる」とコメントしている。

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