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「良い指標」は変化する。データ分析の落とし穴

2024.07.09

Updated by WirelessWire News編集部 on July 9, 2024, 11:25 am JST

データドリブンな経営を実現するためには、最適なデータの収集が欠かせない。最適なデータとは「良い指標」から集めることができる。それでは、具体的に「良い指標」とはどのような指標なのか。現役データアナリストが解説する。

指標はいくらでも作ることができる

データドリブンができる良い指標とは、学ぶことができる指標であり、行動を変える指標です。良い指標についてより深く解説していきます。

学ぶことができる指標を考えるときなにから考えればよいでしょうか? 実際のところ、まずは教科書的な指標からスタートするケースがほとんどです。現代では多くの分野で定番とされるような指標が存在します。例えば顧客の離脱率や顧客単価、広告のCTRやコンバージョン・レート、NPSといったものはよく使われる指標です。これらの指標を起点に使うべきKPIを考えていきましょう。

これらの指標をそのままKPIにすることもあれば、分解して使うこともありますし、セグメントなどでスコープを狭めて使うこともあるでしょう。CTRであれば、インプレッション数とクリック数に分解できるのでそれぞれ別に追いかけたほうが良い場合もあります。また、特定のユーザー属性でセグメントに分けることが有用なケースもあるでしょう。

他にも、重要な指標に関係がありそうな数値をKPIとして選ぶこともあります。問い合わせ満足度を改善するためには、解決率や応答率を見ることがあるでしょう。機能の利用率や到達率などはサービスの改善で定番です。これらの指標は、さらに分解したりセグメントで切り分けたりすることができます。指標は切り口を変えたり細分化するなどしていくらでも作ることが可能なのです。

指標になるのは「改善したくてたまらない」もの

指標は作ろうと思えばいくらでも作ることができますが、どの指標が最も自分たちにとって必要な学びを与えてくれるのでしょうか? 学ぶことができる指標の重要な条件は、その数値が「改善したくてたまらない」ものであることです。そしてさらに、自分たちにその指標を改善できそうな仮説があることです。

※本稿は、モダンタイムズに掲載された記事の前半部分です。
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