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KDDI研究所と日本IBM、初心者・シニア向けスマホ基本操作支援技術を開発

2014.03.26

Updated by Asako Itagaki on March 26, 2014, 23:50 pm JST

KDDI研究所と日本IBMは、シニアおよびスマートフォン初心者がスマートフォンを使いこなせるように支援するマートフォン基本操作支援技術を開発した。KDDI研究所はこの技術を応用したアプリ「スマホ道場」を試作開発し、2014年4月1日から6月30日までトライアル提供する。

ユーザーのつまづき度合いを検出することで、ユーザーの操作レベルを判定し、適切なガイドを音声、吹き出し、アニメーション等で表示する。共同研究では、KDDI研究所がスマートフォンを初めて使うユーザの観察実験に基づく基本操作・練習用ユーザインタラクションの設計、アプリケーション開発を担当し、日本IBM東京基礎研究所が数理解析技術を用いたユーザの操作内容分析に基づく操作習熟度の推定と、操作のつまずきを即座に検出し、ユーザに対して適切なガイドを提供するソフトウェアの開発を担当した。

「スマホ道場」は、この技術を応用し、地図操作の練習時に、適切なガイドをテキスト、音声あるいはオーバーレイ表示で提示して地図の操作方法習得を支援する。

▼スマホ道場の画面例(報道発表資料より)
201403262350-1.jpg

KDDIは2014年4月から本アプリを使用したプログラムを取り入れると共に、auスマートサポートでも紹介していく。

【報道発表資料】
KDDI研究所と日本IBM、シニアやスマートフォン初心者向けスマートフォン基本操作支援技術を開発

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。