KDDIは2014年7月10日、国際ローミングサービス「グローバルパスポート」で、台湾とベルギーにおけるLTE高速データ通信サービスの提供を開始したと発表した。
台湾ではChunghwa Telecom、ベルギーではProximusが対象となる事業者で、いずれも7月10日にLTEの国際ローミングの提供を始めている。いずれのエリアのLTE通信も「海外ダブル定額」の対象となり、安心して高速データ通信を利用できる。KDDIのLTE国際ローミングは、両エリアの追加により、19の国と地域で利用できるようになり、KDDIでは国内事業者で最多となるという。
台湾のLTE国際ローミングに関しては、7月9日にソフトバンクモバイルが「国内初」の提供とアナウンスしていた(関連記事:ソフトバンク、台湾でLTE国際ローミング開始、チャイナモバイル利用者に国内でLTE提供も)。ソフトバンクモバイルも7月10日のサービス開始であり、実際にはKDDIとソフトバンクモバイルは同日に台湾で国際ローミングを開始したことになる。
【報道発表資料】
・台湾、ベルギーでLTE国際ローミングの提供を開始!
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。