KDDI、3Dプリンターでオリジナルスマホケースを作れるサービスを開始
2015.01.26
Updated by Naohisa Iwamoto on January 26, 2015, 19:32 pm JST
2015.01.26
Updated by Naohisa Iwamoto on January 26, 2015, 19:32 pm JST
KDDIは2015年1月26日、オリジナルのスマートフォンケースを3Dプリンターで制作し、提供するサービス「3D PRINT LAB.」を開始すると発表した。料金は送料込みの一律制で3980円(税抜き)。1月27日に提供を始める。
3D PRINT LAB.は、Webページ上で顧客がデザインしたスマートフォンケースを、3Dプリンターで造形して指定した住所へ届けるサービス。造形には、プロユースの「粉末焼結積層造形式」の3Dプリンターを使用し、精密なデザインや、高いフィット感を実現するという。デザインは5種類のベース、5色のカラー、約80種類の立体スタンプを選んで配置するだけで、最短3分でオリジナルのケースを作れる。自由な文字や数字を組み込めるベースデザインもあり、プレゼントなどにも使える。
利用はパソコン向けのWebサイトから。スマートフォンからは利用できない。スマートフォンケースが対応するのは、Androidスマートフォンでは「isai VL LGV31」「Xperia Z3 SOL26」「Xperia Z1 SOL23」「Xperia UL SOL22」「Xperia VL SOL21」「HTC J butterfly HTL23」、iOS端末では、「iPhone 6」「iPhone5s」「iPhone5」「iPhone4S」。Firefox OSを搭載する「Fx0」も、2015年2月下旬に対応する予定。今後発売する機種は、順次サービスに対応する計画である。
サービスで利用するスマホケースの造形は、DMM.comの「DMM.make 3Dプリントサービス連携・API」を採用。ベースとなるスマートフォンケースのデザインは、プロダクトデザイナーの鈴木啓太氏による。3Dデータ作成およびデザインの機能は、チームラボが開発したオリジナルの3Dモデリングエンジンで実現している。
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