キヤノン、NFCやWi-Fiで写真や動画を転送できるフォトストレージ「Connect Station CS100」
2015.02.06
Updated by Naohisa Iwamoto on February 6, 2015, 17:26 pm JST
2015.02.06
Updated by Naohisa Iwamoto on February 6, 2015, 17:26 pm JST
キヤノンは2015年2月6日、デジタルカメラの新製品の発表と並んで、新コンセプトのフォトストレージ「Connect Station CS100」を6月に発売すると発表した。NFCやWi-Fiを使って対応デジタルカメラ、デジタルビデオカメラから写真や動画のデータを転送・保存し、テレビやスマートフォンなどで手軽に鑑賞できる。実売価格は3万9800円前後。
Connect Station CS100は、1TBのハードディスクを搭載したフォトストレージ。ハードディスクには約15万枚の静止画、約70時間の動画を保存できる。2015年以降に発売予定のNFC対応のキヤノン製デジタルカメラ、デジタルビデオカメラをかざすことで、写真や動画のデータを取り込む。
差分保存機能を備えているため、CS100に保存されていないデータだけの取り込が可能。また、USBケーブル、CFカード、SDカードにも対応しており、NFC非対応の機器のデータを保存することも可能だ。撮影年月別、撮影カメラ別、アルバム単位などでデータを保存・整理できるソート機能を備え、画像管理も手軽にできる。
閲覧する際は、HDMIケーブルを介してテレビ接続することで、大画面のテレビに写真や動画を映し出す。操作は付属のリモコンで行う。クラウドを活用した連携機能も備える。CANON iMAGE GATEWAY オンラインアルバムに会員登録(無料)をすると、離れた場所にあるCS100同士でデータを共有可能。またスマートフォンなどの携帯端末やパソコンのブラウザーを使って、CS100に保存したデータを閲覧したり共有したりすることもできる。
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登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。