中国のスマートフォンメーカー、シャオミ（Xiaomi）の2014年の売上が前年比135%増の743億元（119億7000万ドル）となり、スマートフォン台数も前年比227%増の6100万台に達したことが明らかになった。

シャオミは昨年、スマートフォン販売台数でサムスン（Samsung）、アップル（Apple）に次ぐ世界第3位に躍進。販売台数シェアで首位につける中国市場に加え、インドやインドネシア、ブラジルなど大きな成長が期待できる新興市場への進出も進めている。また昨年末には新たに11億ドルの資金調達を完了し、評価額が450億ドルとなったことも報じられていた

また、シャオミの2013年の売上は266億元、利益は3億4750万元であったことが12月半ばに報じられ、同社が薄利多売ながらすでに黒字化していることも明らかにされていた。なおシャオミの端末販売台数は、2012年が720万台、2013年が1870万台だった。

いっぽう、12月末にはファーウェイ（Huawei）のスマートフォン販売台数が2014年に約7500万台（前年比約40％増）に達し、売上も約118億ドルとなったことも報じられていた。

【参照情報】
・Xiaomi revenue doubled to $12 billion in 2014: CEO microblog - Reuters
・China's Xiaomi doubled its revenue to $12 billion in 2014 - The Verge
・Xiaomi Confirms It Sold 61M Phones In 2014, Has Plans To Expand To More Countries - TechCrunch
・China's Xiaomi booked $56 million profit in 2013 -filing - Reuters
・China's Huawei 2014 smartphone sales rise by a third - Reuters