規制・制度
英国でもプライバシー保護の認証プログラムが開始。将来的にはEU全体で統一のプログラムになる見込みだという。
これまでも言われて来たが、EUの新法によって大きく変化することが多い。
欧州データ保護新法は2015年発効の見込み、企業は事前の対応が必要
New EU data protection law to arrive in 2015
EUの新しいデータ保護法は、2015年中にほぼ確実に発布される見込みだ。新法によって、人々の個人情報をより強固の保護しつつ、企業に取っては適切な手続きを踏むことでデータ活用に取り組みやすくするものとなるだろう。一方で、司法機関にとってはテロなど国を超えた犯罪に対しても、保護規則に基づいて効果的な協力が奇異対できる。ただし、企業は新たな法律に対して、事前に準備をし対応していく必要がある。
特に米国籍のウェブ企業にとっては死活問題。
新しい産業に対して、枠組みを推奨しつつ発展を見守る米国らしい動き方。
FTCがIoTによるプライバシー侵害に対するガイドラインを公表、米議会は規制に抵抗の動き
FTC sees privacy threats in the 'Internet of Things'
米連邦取引委員会(FTC)はIoTデバイスによるプライバシーへの侵害に警告を発している。FTCはレポートで、IoTデバイスをセキュアなものとするることや、収集するデータの最小化、消費者への告知などを推奨している。しかし、変化が激しいセクターのため、法律による規制は考えていない。一方で共和党が主導する議会では、IoT市場の経済的成長を鑑みて、IoTの規制へ牽制する動きが出始めており、政府による介入へ抵抗している。
現実と規制とのギャップに対して、どのようにキャッチアップしていくのか、ひとつの試み。
世界経済フォーラムが、ネットの進化に対応できない政府へ積極的に働きかける方針
World Economic Forum Launches Future of the Internet Initiative
世界経済フォーラムは、インターネットを人類発展の核と位置付け、その課題と機会について協調を広める「インターネットの未来イニシアティブ」を開始した。ネットが世界中に広がったことによる各国政府の懸念に対し、政策と社会の課題、プライバシー、サイバー犯罪、アクセシビリティ、ビジネスモデルの変化という5つの分野において、非公式なプロセスで公的機関を保管しようというもの。「インターネットの未来」は世界経済フォーラムで10のグローバル課題の一つに選ばれている。
複雑につながり広がっていくネットワークにおいて「認証」はキーとなる要素。
世界経済フォーラム、データ活用と保護を両立するトラストフレームワークをアジェンダに
Should Big Trust replace Big Data?
世界経済フォーラムでは、ビッグデータに続いて「ビッグトラスト」が大きなテーマとなっている。トラスト、すなわち信頼をインターネット上で獲得するためには、世界レベルでのセキュリティを実現しなければならない。それこそがビッグトラストであり、消費者はビッグデータよりもビッグトラストを選ぶだろう。そして、さまざま機器、さまざまなサービスを横断して、データ活用の便益と保護を両立するためには、トラストフレームワークの確立が必要となる。
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