マイクロソフト（Microsoft）は米国時間1日、同社が開発中のPCおよびモバイル端末向けOS「Windows 10」について、PC/タブレット版を7月29日にリリースすることを発表。また、同OSで加わる予定の機能の一部などを自社ブログで紹介している。

https://youtu.be/Wwc5jKc-EgE

マイクロソフトによれば、7月末の「Windows 10」OSへのアップグレードは、「Windows 8.1」および「Windows 7」で動作するPCとタブレットを対象に無償で行われ、これらのOSのユーザーは最新OSへのアップグレードの予約を入れることがすでにできるという。またその他の端末向けの「Windows 10」については、今年中のリリースする見込みだという。

マイクロソフトでは今年4月、「Windows 10」OSのユーザー数が、リリースから2〜3年で10億に達するとする予想を明らかにしていた。

「Windows 10」では、これまでの「Internet Explorer」にかわり、「Microsoft Edge」という新たなブラウザが導入されることや、音声アシスタント機能「Cortana」がPC上でも利用できるようになること、「Word」や「Excel」などのOfficeソフトウェアがタッチ操作可能になることなどが大きな変更点として取り上げられている。このほか、今回の発表では、スタートメニューの復活やXboxとの連携強化、写真・ビデオ・音楽・マップ・カレンダーなどの新たなアプリケーションの導入なども紹介されている。

https://youtu.be/3ngnzY5xtI8

【参照情報】
・Hello World: Windows 10 Available on July 29 - Microsoft
・Microsoft will release Windows 10 on July 29th - The Verge
・Microsoft Readies Windows 10 for Next Month in PC, Tablet Push - Bloomberg