MMD研究所は2010年4月8日にスマートフォンの購入意向に関する意識調査の結果を発表した。携帯ユーザ2,056人に対し、iPhone、Xperia、Android等のスマートフォンの購入意向について調査したところ、男性では「買い替えでの購入を検討している(21.2%)」、「今使っている携帯に追加しての購入を検討している(8.3%)」と、合わせて29.5%、女性では「買い替えでの購入を検討している(11.7%)」、「今使っている携帯に追加しての購入を検討している(4.6%)」と、合わせて16.3%のユーザがスマートフォンの購入を検討していることがわかった。
▼図1 スマートフォンの購入意向
スマートフォンの購入予定がないユーザを対象に、スマートフォンを購入しない理由についてたずねたところ、全体で「今の携帯電話が気に入っているから」が52.8%と最も多く、次いで「スマートフォンが何なのかよく分からないから」が49.9%、「本体金額が高いから」が35.3%という結果となった。男女別に見てみると、「スマートフォンが何なのかよく分からないから」と回答したユーザは、男性では38.7%であったのに対し、女性では52.9%という結果が出ており、理解不足が女性の購入意向が男性と比べて低い大きな要因の一つのようだ。
▼図2 スマートフォンを購入しない理由
スマートフォン所有者・購入検討者を対象に、スマートフォンの魅力についてたずねたところ、「インターネット機能」が73.7%と最も多く、次いで「アプリが豊富」が52.0%、「これからもっと高機能になりそうだから」が48.7%という結果になった。
▼図3 スマートフォンの魅力
スマートフォン所有者・購入検討者を対象に、スマートフォン購入検討のきっかけについてたずねたところ、全体で「TVでの特集や広告を見て」が45.9%と最も多く、次いで「インターネット上での特集や広告を見て」が33.3%、「友人、知人が持っていたのを見て」が22.0%という結果となった。
▼図4 スマートフォン購入検討のきっかけ
調査期間は2010年3月31日〜2010年4月5日で、有効回答は2,056人。
【情報ソース】
2010年4月8日のMMD研究所のニュース
・スマートフォンの購入意向に関する意識調査
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