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スマートフォン比率、東京圏では携帯電話全体の6割を超える

2011.08.24

Updated by on August 24, 2011, 16:00 pm JST

量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、SIMフリー端末を含む携帯電話全体の6月の販売台数1位は、NTTドコモのAndroid搭載スマートフォン「GALAXY S II SC-02C」、2位はソフトバンクモバイルの「iPhone 4」の16GBモデル、3位はNTTドコモのAndroid搭載スマートフォン「AQUOS PHONE SH-12C」だった(表1)。

メモリ容量の違いによって別々にカウントしている「iPhone 4」の16GBモデルと32GBモデルを合算すると、2010年7月以降、「iPhone 4」が11か月連続で1位だったが、6月は「GALAXY S II」がシェア12.5%で、「iPhone 4」の合計を2.2ポイント上回った。

▼表1:携帯電話販売台数ランキング(2011年6月)
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主要3キャリア、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクモバイル(SoftBank)のキャリア別月間トップ10を見ると、各社とも1位から10位まではスマートフォンが多く、11位から20位までは、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)がほとんどである。

6月のランキング1位である「GALAXY S II SC-02C」をはじめ、新製品の発売が相次ぎ、6月の携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの割合は52.9%となった(図1)。4割台突入から5割突破まで半年かかり、どちらも新製品の相次ぐ発売がきっかけだった。週次集計では、6月第3週(6月20日〜26日)に過去最大の64.5%を記録。その後も6割前後で推移しており、新規に販売された携帯電話のおよそ6割がスマートフォンになりつつある。

▼図1:スマートフォンの割合の推移(2010年10月〜2011年7月)
(※但し2011年7月は20日までのデータ)
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スマートフォンの割合の数値は、地域によってかなり異なり、四つの地域区分のうち、東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)では、6月の時点で63.2%とすでに6割を超えているのに対し、名古屋圏(愛知県・三重県・岐阜県)は58.1%、大阪圏(大阪府・兵庫県・京都府)、その他(東京圏・大阪圏・名古屋圏に該当しないすべて)はともに40%台で5割未満だった(図2)。

なお携帯電話全体の販売台数のうち、東京圏とその他がそれぞれ4割弱を占め、「東京圏」と「その他」での数字が全体を左右する構造にある(図2では「その他」カテゴリーを省略した)。

▼図2:スマートフォンの割合の推移(2010年10月〜2011年7月、地域別)
(※但し2011年7月は20日までのデータ)
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本調査について

「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしているとのこと。

【情報ソース】
2011年7月22日のBCNランキングのニュース。
スマートフォン人気に地域差、東京圏では携帯電話全体の6割を超える

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