NECは3月31日、NTTドコモが12月に開始する予定のLTEサービスに向けて、商用の無線基地局を出荷したことを発表した。
出荷した無線基地局は、従来のNECの3G基地局と比べて4分の1程度まで小型化を進めた。NECでは、最先端のデバイス技術を取り入れることで小型化を実現できたという。さらに、高性能なプログラマブルプロセッサを採用し、標準規格の改定などにソフトウエアの書き換えで対応できるように設計した。
NECはNTTドコモに向けて、今回の無線基地局に加えてコアネットワーク装置やスイッチを納入している。またLTE端末の開発・製造ベンダーにも選定されている。NTTドコモのLTEサービスに向けては、富士通も無線基地局を出荷している。
【報道発表資料】
・NTTドコモ向け商用LTE無線基地局装置の出荷を開始
【参考資料】
・NTTドコモ向けLTE無線基地局装置の出荷を開始(富士通のリリース)
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