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NTTドコモ、下り最大384kbpsのパケット通信が可能な衛星電話サービスを開始

2010.04.07

Updated by WirelessWire News編集部 on April 7, 2010, 11:30 am JST

衛星可搬端末01
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NTTドコモは、衛星電話サービス「ワイドスターII」を4月12日に開始すると発表した。ワイドスターIIは、従来のワイドスターと同じく、日本全土および日本沿岸から200海里をサービスエリアとする衛星電話サービス。音声通話だけでなくパケット通信も提供。専用の「衛星可搬端末01」も同日から提供する。

ワイドスターIIは最大384kbpsのパケット通信が可能で、従来のワイドスターの64kbpsから大幅に高速化した。一方でパケット通信単価を従来比4分の1以下にすることで利用しやすくした。新しいオプションサービスとして、顧客専用の無線帯域を用意する「帯域占有サービス」や、PtoPデータ通信が可能な「ダイレクトコネクトサービス」、G3FAXと通信できる「FAXゲートウェイサービス」などを提供する。

料金は、最も基本料金が安い「タイプM」で月額5145円(無料通信分1050円を含む)。通話料は30秒あたり94.5円、パケット通信は1パケットあたり0.105円。このほか、月額1万5750円(無料通信分2100円を含む)の「タイプL」、月額1万6275円(無料通信分2100円を含む)の「タイプリミット」(7月以降提供)がある。

【報道発表資料】
新たな衛星電話サービス「ワイドスターII」の提供および「衛星可搬端末01」の販売を開始

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