角川グループが電子書籍に参入、12月からiPhone/iPadアプリを提供
2010.10.27
Updated by WirelessWire News編集部 on October 27, 2010, 10:20 am JST
2010.10.27
Updated by WirelessWire News編集部 on October 27, 2010, 10:20 am JST
角川グループのコンテンツ配信会社である角川コンテンツゲートは、電子書籍を中心としたコンテンツ配信プラットフォーム事業に参入することを2010年10月26日に発表した。サービス名称は「Book☆Walker」で、2011年7月にグランドオープンを予定している。それに先駆けて、2010年12月にはiPhone/iPad向けのアプリを提供する計画だ。
同社のコンテンツ配信プラットフォームでは、電子書籍を中軸に据えながら、作品に関連するアニメや映画の映像、グッズなどの販売も提供する。書籍と関連商品をシームレスに提供できるプラットフォームの構築で、他の電子書籍サービスとの差異化を図る。また、紙とデジタルによる新刊書籍の同時発売や、ソーシャルメディアとの連携なども進める予定である。
2010年12月には、まずiPhone/iPad向けのアプリを提供。コンテンツは、ライトノベルやコミック、文芸書の一部で、オープン当月は約100作品。その後は毎週20作品程度を追加する。コンテンツへの課金にはアップルの決済を利用する。
2011年4月には「Book☆Walker」のプラットフォームサービスを開始し、対応端末をiPhone/iPadだけでなく、Android端末も含むスマートフォン、タブレット端末、パソコンに拡大する。コンテンツも12月提供のライトノベルなどに加え、新書や雑誌、実用書、写真集を提供、オープン当初に約1000作品を用意する。決済にはクレジットカードやプリペイドカードを利用できるようになる。さらに、2011年7月のグランドオープンに向けて、実験的な試みを実施するという。
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