ウィルコムは2010年11月30日、東京地方裁判所に提出していた同社の更生計画が認可決定されたと発表した。2010年3月12日に更生手続開始の決定を受けてから、ソフトバンクグループ傘下での更生を目指していた。
今回、認可決定されたのは、10月14日に東京地方裁判所に提出した更生計画案(関連記事:ウィルコム、ソフトバンク傘下での更生計画案を裁判所に提出)。2.5GHz帯を使った次世代高速通信サービス事業(XGP事業)をウイルコムの事業から切り離して、既存のPHS事業の維持と発展に特化する。さらに更生計画の認可後にソフトバンクが全株を引き受け、ソフトバンク傘下の会社として再生するというものだ。
更生計画案への書面投票の結果、可決に必要な法定多数を上回る債権者から賛同を得て、11月30日に更生計画の認可決定にいたったという。
【報道発表資料】
・更生計画の認可決定に関するお知らせ
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