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ソフトバンクグループによるウィルコムの株式取得などが完了

2010.12.22

Updated by WirelessWire News編集部 on December 22, 2010, 10:20 am JST

ウィルコム、ソフトバンク、Wireless City Planning(WCP)は2010年12月21日、ウィルコムの会社更生計画に定めた会社分割や株式譲渡などを同日に完了したと発表した。

手続きの1つ目は会社分割で、ウィルコムが保有していた事業などのうち、PHS事業を除く(1)XGP事業、(2)PHSおよびXGP事業に使われている電柱などの資産、(3)PHSおよびXGPの基地局などに関するロケーションの賃貸借契約の借主の地位--などを、WCPが継承取得取得した。WCPは、ソフトバンクおよびアドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドが出資する組合など、その他投資家が出資する会社である。

2つ目は増減資および株式譲渡。更生計画に従ってウィルコムが発行済の全株式を無償取得・償却する。そして、アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドが出資するAPW投資事業に普通株式30万株を3億円で発行、さらにその株式はソフトバンクが同額で譲り受けた。

すでに12月1日以降、ソフトバンクグループの4番目の通信会社としての企業活動が展開されていたウィルコム。これで、ウィルコムの更生計画にかかる一連の手続きが終了したことになる。

【報道発表資料】
株式会社ウィルコムの会社分割・減増資等の完了に関するお知らせ

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