ドコモとシマンテック、ノートPCを遠隔操作でロックやデータ消去するソリューション
2011.02.14
Updated by WirelessWire News編集部 on February 14, 2011, 10:20 am JST
2011.02.14
Updated by WirelessWire News編集部 on February 14, 2011, 10:20 am JST
NTTドコモとシマンテックは2011年2月10日、ノートパソコン向けのセキュリティソリューションを共同で開発すると発表した。情報漏えいを防ぐソリューションとして2011年度第2四半期の提供を目指す。
このソリューションでは、ノートパソコンの起動をロックしたりハードディスク内のデータへのアクセスを無効化する操作を、NTTドコモのFOMAネットワークを介して遠隔から行える。SMSメッセージを送信することで、ロックやアクセス無効化を実行する。
対象となるのは、遠隔ロックやアクセス無効化の機能を提供する米インテルの「インテル アンチセフト・テクノロジー」に対応したノートパソコン。パソコン側でSMSメッセージを受信する通信モジュールとしては、スゥエーデン・エリクソンの3G対応通信モジュール(エリクソンモバイルブロードバンドモジュールF5521gw)での利用を想定している。こうした装備のあるノートパソコンに対して、シマンテックの遠隔制御ソフト「PGP Whole Disk Encryption with Remote Disable & Destroy」がFOMAネットワークと連携してSMSメッセージを送信し、処理を行う。
ノートパソコンの電源が入っていない状況でも、遠隔で無効化が可能。「インテル アンチセフト・テクノロジー」に対応したノートパソコンならば、メーカーを問わずに利用できるという。ノートパソコンの紛失や盗難による情報漏えいリスクを防止することで、法人のノートパソコンのモバイル利用による業務効率化と生産性向上を支援する。
【報道発表資料】
・ドコモとシマンテックがノートパソコン向け情報漏洩対策ソリューションを共同開発
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