FeliCa非搭載のスマートフォンでもタッチによるサービスを実現、BUGが開発
2011.02.24
Updated by WirelessWire News編集部 on February 24, 2011, 10:10 am JST
2011.02.24
Updated by WirelessWire News編集部 on February 24, 2011, 10:10 am JST
▼「ピットタッチ・ミニS」(左)と「ピットタッチ・プロ」(右)
ビー・ユー・ジー(以下BUG)は2011年2月23日、非接触ICカード技術のFeliCaに対応していない携帯電話でもタッチ操作を利用したモバイルマーケティングを可能にする新技術を開発したと発表した。「スマート・サウンド・タッチ」(SST)と呼ぶ技術で、対応製品を2011年4月から順次販売する計画だ。
SSTは、FeliCaを使わずにタッチ操作によるサイト誘導などのマーケティングを可能にする技術。具体的には、あらかじめスマートフォンに専用のアプリを導入して起動しておき、SST対応のリーダーにタッチする。すると、SST対応リーダーは各種パラメーターを含んだ情報を音声に乗せて通知する。スマートフォンの専用アプリは、この音声を検知してパラメーター情報を読み出す。そして、情報として埋めこまれていた接続先URLにアクセスするといった機能を実現する。対応するスマートフォンは、iOS 3.1以上を搭載したiPhone、またはAndroid 2.1以上を搭載したAndroid端末。
発売を計画している製品は、「ピットタッチ・ミニS」と「ピットタッチ・プロ」の2種類。ピットタッチ・ミニSは、小型のFeliCaリーダーで、SST技術に対応する。ピットタッチ・プロは、ネットワーク対応型の非接触ICリーダーライターで、SSTにも対応する。テンキーや液晶表示があり、金額連動型のポイントシステムの店舗端末として利用できる。
【報道発表資料】
・スマートフォンにも対応する新技術「スマート・サウンド・タッチ(SST)」を開発、SST技術に対応したFeliCaリーダー「ピットタッチ・ミニS」と非接触ICリーダーライター「ピットタッチ・プロ」を発表
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら