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KDDI、テザリング可能なWiMAXスマートフォンと、Android 3.0タブレット端末を発表

2011.03.01

Updated by WirelessWire News編集部 on March 1, 2011, 10:30 am JST

KDDIは2011年2月28日、スマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」(以下、htc EVO)とタブレット端末「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」(以下、MOTOROLA XOOM)の2機種を発表した。htc EVOは3GとWiMAXの両方で通信が可能なスマートフォンで、台湾HTC製。MOTOROLA XOOMはAndroid 3.0を搭載したタブレット端末で、米モトローラ製。いずれも4月上旬以降に発売する予定である。

発表会の席上でKDDIの田中孝司社長は「IS03の発表会以降、auらしさの復活と言い続けてきた。auらしさとは何かと考えたときに『ワクワク感』が相当すると思い至った。今回は、ワクワク感があるハイエンドのグローバル端末を2機種発表する」と語った。

htc EVO WiMAX ISW11HT
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1つが、htc EVOで「超速いスマートフォンで、もう戻れない」(田中社長)。その速さは通信方式に下り最大40MbpsのWiMAXを採用したことにある。3Gと併用することでエリアの広さを確保しながら、全国の政令指定都市で人口カバー率が90%を超えたというWiMAXのエリアでは高速な通信が可能になる。さらに、スマートフォンを無線ルーターとして使う「テザリング」も解禁した。最大8台までのWi-Fi機器を接続して、WiMAXの高速通信を利用できる。「WiMAXはスループット規制をかけていないので、本当にダウンロード40Mを楽しんでいただきたい」(田中社長)。通信料金は、スマートフォン向け料金プランおよびパケット定額プランに追加して、WiMAXを利用した月だけ525円がかかる。

Android 2.2を搭載し、Flashコンテンツの閲覧も可能。ディスプレイは4.3インチ液晶(800×480ドット)、800万画素のメインカメラと130万画素のインカメラを備える。重さは170g。KDDIのサービスのうち、当初はEメール送受信やCメール送信は非対応で、Cメール受信のみが可能になる。

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MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M
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もう1つが、Android 3.0を搭載した10.1インチのタブレット端末のMOTOROLA XOOM。田中社長は「1月のCESでベストオブショーのAWARDSをとったのがこれ。日本にいち早く入れたかった」と語った。フルHD動画対応、高速なデュアルコアチップ「NVIDIA Tegra 2」を搭載する。通信機能はWi-Fiに限られるため、宅内のWi-Fi環境に接続して使う。屋外では、「htc EVOの高速なテザリングを使ってもらうといい」(田中社長)と2機種組み合わせての利用を提案していた。500万画素のメインカメラと200万画素のインカメラ、Googleマップの3D表示機能なども搭載、重量は700gとなる。

【報道発表資料】
auのAndroid搭載スマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」の発売について
Android 3.0搭載タブレット「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」の発売について

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