NTTドコモは2011年5月30日、次世代通信方式のLTEを採用した高速データ通信サービス「Xi」(クロッシィ)のサービスエリアに全国主要6都市を加えると発表した。拡大した地域でのサービス提供は2011年7月1日からとなる。
Xiのエリアに加わるのは、北海道・札幌市、宮城県・仙台市、石川県・金沢市、広島県・広島市、香川県・高松市、福岡県・福岡市の6都市のそれぞれ一部。2010年12月24日に東名阪エリアでサービスを開始したXiは、約半年で全国主要都市にまでエリアが広がることになる。
2010年12月24日にサービスを開始した東名阪エリアでも、順次エリアを拡大中という。7月1日時点では東京23区、神奈川県・横浜市、川崎市、横須賀市、千葉県・千葉市、成田市、愛知県・名古屋市、常滑市、大阪府・大阪市、堺市、池田市、豊中市、吹田市、泉佐野市、泉南市、京都府・京都市、兵庫県・神戸市のそれぞれ一部がエリアになるという。
Xiの端末は、Xiのエリア内では屋外で下り最大37.5Mbps、屋内の一部エリアでは下り最大75Mbpsの高速データ通信サービスを受けられる。またXiのエリア外では既存のFOMAネットワークに接続してデータ通信サービスを受けられる。
【報道発表資料】
・Xi(クロッシィ)エリアを全国主要6都市へ拡大
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