KDDIとソフトバンクモバイル、iPad miniの基本使用料が0円になるキャンペーンなどを発表
2012.11.30
Updated by Naohisa Iwamoto on November 30, 2012, 10:53 am JST
2012.11.30
Updated by Naohisa Iwamoto on November 30, 2012, 10:53 am JST
▼iPad(KDDI)
KDDIとソフトバンクモバイルは、2012年11月30日に発売したiPad miniとiPad Retina ディスプレイモデル(第4世代iPad)の料金などを前日の11月29日の晩になって発表した。両社とも、自社のスマートフォンとセットで利用する場合には基本使用料が0円からとなるキャンペーンを提供する。
両社とも基本的なプランとキャンペーンは同様のものとなっている。まず、単体でこれら2機種のiPadを利用する場合を見ていく。基本使用料は、KDDIが「LTEフラット for Tab(i)」、ソフトバンクモバイルが「( iPad 専用)ベーシック データ定額プラン for 4G LTE」で、いずれも月額5985円。これにKDDIの「LTE NET」、ソフトバンクモバイルの「ウェブ基本使用料」というISP料金が月額315円加算される。iPad mini、iPad Retina ディスプレイモデルのいずれも16GBモデルの場合は、「毎月割」(KDDI)、「iPad向け月月割」で機種代金が相殺されるので、月額6300円で利用できる。
この基本の料金に3種類のキャンペーンが適用される。1つが、同社の携帯電話などとセットでないユーザーの場合。残る2つは、同社のスマートフォンとセットで利用する場合で、基本使用料が0円からになるプランと、定額で利用できるプランの2種類となる。
同社の携帯電話とセットでなくiPadを利用する場合には、KDDIが「LTEフラット for Tab(i)基本料割引キャンペーン」、ソフトバンクモバイルが「4G LTE 定額プログラム」のキャンペーンを提供する。いずれも月額5985円の基本使用料が5460円に割り引かれるもの。最大2年間にわたって月額525円の割引が受けられる。このキャンペーンを適用すると、16GBモデルの場合は機種代金の相殺後に月額5775円で利用できることになる。
同社のスマートフォンとセットで、さらにLTEや3Gの公衆回線による通信サービスを使わずにWi-Fi環境で使うユーザーに向けては、基本使用料が0円からとなるキャンペーンを用意する。KDDIは「ゼロスタート定額キャンペーン」、ソフトバンクモバイルは「(iPad専用)ゼロから定額プランfor 4G LTE」の名称で提供する。基本使用料は公衆回線で利用するデータ通信量に応じてKDDIは0~4980円、ソフトバンクモバイルは0~4935円。ISP料金も両社とも0~315円で、公衆回線でデータ通信をしなければ基本使用料とISP料金を0円にできる。ただし、このプランで利用する場合には、公衆無線LANサービスの料金として、KDDIの「au Wi-Fi SPOT使用料」、ソフトバンクモバイルの「ソフトバンクWi-Fiスポット(i)月額使用料」の月額490円が必要になる。また機種代金はiPad miniおよびiPad Retina ディスプレイモデルも16GBならば24カ月分割の場合は月払いの金額が1650円となり、最低で月額2140円の支払いで利用できることになる。毎月割、月月割は対象になる料金が発生していないので、このケースでは割り引かれない。適用は最大2年間となる。
最後が、同社のスマートフォンとセットで利用し、公衆回線でも十分にデータ通信をしたいユーザーに向けたキャンペーン。KDDIは「LTEフラット for Tab(i)基本料割引キャンペーン」、ソフトバンクモバイルは「(iPad専用)ベーシック データ定額プラン for 4G LTE」として提供する。最大2年間にわたり、基本使用料がKDDIは4480円に、ソフトバンクモバイルは4410円に割り引かれる。ISP料金の月額315円は必要だが、公衆無線LANサービスは月額料金なしで利用できる。基本使用料が毎月割および月月割の対象となるので、16GBの機種の場合には機種代金と相殺される。KDDIの場合は4795円、ソフトバンクモバイルの場合は4725円で利用できる。
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