Amazon.co.jp、Fire OS 3.1へのアップグレード開始、法人向け機能を追加
2013.11.28
Updated by Naohisa Iwamoto on November 28, 2013, 17:47 pm JST
2013.11.28
Updated by Naohisa Iwamoto on November 28, 2013, 17:47 pm JST
Amazon.co.jpは2013年11月28日、最新となるFire OS 3.1を発表し、配信を開始した。Kindle Fire HD(ニューモデル)、Kindle Fire HDXでダウンロード、インストールが可能になった。新バージョンでは法人向け機能のサポートが進んだ。
Fire OS 3.1の主な新機能は、(1)本やアプリを好みのコレクションで整理できる「クラウドコレクション」、(2)Kindle Fireで最近使用されていないアイテムが占めるストレージ領域を開放し、クラウドに保存する「インスタントクラウド」、(3)Wi-Fi対応プリンターへの対応、(4)処理能力の向上、消費電力の効率化--など。
このほか、法人向けのBYODサポート機能が充実したことが特徴として挙げられる。社内のWi-Fiネットワークへの対応やVPN対応、イントラネットに安全にアクセスできるケルベロス認証対応のブラウザ、モバイルデバイス管理システム(MDM)との連携機能の提供などで、法人向けの用途に対応。プライベートだけでなく、法人でもKindle Fireの利用を促進したい考えだ。
【報道発表資料】
・Kindle Fire HDニューモデル、 Kindle Fire HDXのFire OS 3.1のアップデートを開始
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登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。