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ドコモ、チャイナモバイルおよびKTとの日中韓事業協力を強化へ

2013.12.04

Updated by Naohisa Iwamoto on December 4, 2013, 19:04 pm JST

NTTドコモは、中国のChina Mobile Communications(チャイナモバイル)および韓国のKTとの事業協力活動を一層強化する。2011年1月に締結した事業協力計画を3年間延長し、2017年1月までとすることを2013年12月4日に発表した。

これまで、日中韓3社では日中韓のNFCサービスの国際ローミングを実現するための「NFC国際ローミング共通仕様書」の策定、Wi-Fiローミングの拡大に向けたスキームの構築、中間のアプリストアにドコモのコンテンツの提供といった事業協力活動を実施してきた。3年間の延長で、3社はサービス開発や連携といった事業協力を強化する。

ドコモは契約延長で、日中韓における「LTE国際ローミングサービス」の早期実現を目指す。その第一段階として、来日したKTユーザーがドコモのLTEネットワークを利用できるようにする「LTE国際ローミングインサービス」を12月2日に開始した(関連記事:ドコモ、韓国KTユーザーに向けたLTEの国際ローミングインを開始)。

【報道発表資料】
中国チャイナモバイル社、韓国KT社との3社事業協力活動を強化

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。