ドコモの「iモード検索サービス」リニューアル、gooの検索基盤導入で右往左往
2010.05.06
Updated by WirelessWire News編集部 on May 6, 2010, 11:04 am JST
2010.05.06
Updated by WirelessWire News編集部 on May 6, 2010, 11:04 am JST
NTTドコモが4月30日に実施した「iモード検索サービス」のリニューアルが、うまく進んでいない。NTTレゾナントのgooの検索基盤を導入してオープンしたが、同日の23時40分に提供を中止している。
iモード検索メニューでは、2009年10月から「iメニューサイト」にNTTの各研究所とNTTレゾナントが開発したgooのケータイサイト検索基盤を提供してきた。これまでGoogle検索を利用していた、一般サイトが対象の「その他ケータイサイト」の検索でも、gooの検索基盤を利用することになった。そして4月30日にサービスを一旦提供し、報道発表を行った。ところが、利用の増加に伴い、動作が不安定になったことから、同日深夜にサービスの提供を一旦中止することになった。5月5日夜時点で、サービス再開の日時は明らかになっていない。
モバイルgoo検索に変更されることで、検索結果の上部の「情報枠」にユーザーが探している情報を優先的に表示する「ダイレクト機能」の利用や、iメニューサイトとその他ケータイサイトの検索結果を混在して表示するカスタマイズ設定が可能になる予定だった。4月30日深夜の新サービス提供の一旦停止後は、従来のGoogle検索でサービスを提供している。
【報道発表資料】
・NTTドコモ「iモード検索サービス」リニューアルにあたり、ポータルサイト「goo」のケータイサイト検索基盤を提供
・【お詫び】「iモード検索サービス」のご利用について
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