NTTドコモ、"エコ"への取り組みの一環としてソーラー充電器を開発
2010.05.14
Updated by WirelessWire News編集部 on May 14, 2010, 10:20 am JST
2010.05.14
Updated by WirelessWire News編集部 on May 14, 2010, 10:20 am JST
NTTドコモは5月13日、太陽光で携帯電話を充電できる高効率なソーラー充電器を発売すると発表した。製品は「FOMA ecoソーラーパネル 01」で、7月〜8月に販売を開始する予定である。
FOMA ecoソーラーパネル 01は、快晴ならば4〜5時間で携帯電話を満充電にできる発電性能を備えている。MPPT(Maximum PowerPoint Tracking)と呼ぶ太陽電池から効率良く電力を取り出す技術を採用し、この技術を採用しないときの1.3〜1.5倍の発電量が得られるという。短時間のソーラー充電でも効果があり、快晴時には30分のソーラー充電で30分以上の連続通話ができるほどの発電量を得られる。
NTTドコモでは、2009年にソーラーパネルを搭載した携帯電話「SH-08A」を発売しているが、この端末では10分のソーラー充電で約1分の連続通話ができる程度だった。FOMA ecoソーラーパネル 01を使うと、より実用的なレベルでのソーラー充電が可能になると見られる。NTTドコモでは、利用シーンとして電源を得られない屋外利用のほかに、災害発生時などの携帯電話の充電も挙げている。
対応機種はFOMA端末。ただし、スマートフォンなどのFOMA外部接続端子を持たない端末は非対応となる。サイズは幅103×高さ186×奥行き17mmであり、文庫本を縦に長くしたような大きさである。重さは約220g。
【報道発表資料】
・ソーラー充電器「FOMA ecoソーラーパネル 01」を開発
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