NTTドコモ、業務用バーコードも読める法人向けWindows Mobile端末を発売
2010.05.25
Updated by WirelessWire News編集部 on May 25, 2010, 10:10 am JST
2010.05.25
Updated by WirelessWire News編集部 on May 25, 2010, 10:10 am JST
▼F-05B
NTTドコモは5月24日、法人向けの携帯電話端末「F-05B」を5月27日に発売することを発表した。F-05Bは業務用バーコードの読み取りが可能なバーコードスキャナを搭載した端末。OSにはWindows Mobile 6.5 Professionalを搭載し、企業システムと連携したアプリケーションの利用が可能である。製造は富士通。
対応するバーコードの規格は、Code39、Code93、Code128、EAN128、JAN、EAN、UPC、NW-7、ITF、GS1 DataBar。二次元コードとしては、DataMatrix、QR-Code、MaxiCode、カスタマバーコード、Composite、PDF417に対応する。HSDPAの下り最大7.2Mbpsの3Gデータ通信に加え、IEEE802.11b/gの無線LAN、Bluetoothに対応し、ハンディターミナルとして業務利用が可能だ。
また、バーコードをスキャンするためのボタンや、タッチパネルで簡単な操作を可能にするほか、防水、防塵機能やプロテクタの装着による衝撃対策など、実際の利用シーンを考慮した構成となっている。サイズは幅51×高さ154×厚さ20mm、重さは180g。
バーコードスキャナ機能を備えた携帯電話としては、KDDIがシャープ製の「E06SH」を提供している。こちらもバーコードと二次元コードの読み取りが可能で、防水や耐衝撃の性能を備える。Bluetoothにも対応。BREWアプリにより、ハンディターミナルとての業務利用が可能である。NTTドコモはF-05Bを投入することで、KDDIのE06SHと同様の業務端末市場の要望に対応していく。
【報道発表資料】
・法人向け端末「F-05B」の販売を開始
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