海外でもパケットを定額で使える! ソフトバンクが1480円/日で提供
2010.06.29
Updated by WirelessWire News編集部 on June 29, 2010, 10:10 am JST
2010.06.29
Updated by WirelessWire News編集部 on June 29, 2010, 10:10 am JST
ソフトバンクモバイルは2010年6月28日、海外でも定額でパケット通信を使える「海外パケットし放題」を提供すると発表した。2010年7月21日に提供を開始、2011年6月30日までは日額1480円で海外の通信事業者が提供するパケット通信サービスを使えるようになる。
海外パケットし放題は、日額制の定額パケット通信サービス。サービス開始から約1年間に当たる2011年6月30日までは、日額の上限額1480円で海外でもパケット通信を利用できる。その後2011年7月1日以降は、日額の上限額が1980円になる予定。動画などを利用した場合は上限額が2980円となる。開始当初に対象となるのは、米国、韓国、台湾、中国、英、独、仏など31の国と地域。それ以外でも順次提供する計画である。
特別な申し込みは不要だが、国内向けのパケット定額サービスに加入していることが条件となる。ただし、2010年11月30日までは、国内向けのパケット定額サービスへの加入がなくても利用できる予定という。対応機種は「世界対応ケータイ」で、渡航先で携帯電話のネットワーク設定を定額対象の通信事業者に設定して使う。iPhoneやiPad、Xシリーズ、ディスニー・モバイルでも利用できる。
国内事業者は海外でも通話やデータ通信ができる国際ローミングサービスを提供してきた。しかし、海外でのパケット料金はこれまで定額の対象外となっていたため、海外出張先でパケット通信を使うと非常に高額の請求が来て慌てることがあった。海外パケットし放題が提供されることで、絶対額としては安くないとはいえ、海外で安心してパケット通信できる環境がようやく手に入るようになる。
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