「WiMAX 2」のサービス開始は2011年末〜2012年初頭か? UQコミュニケーションズが10月のCEATEC JAPANで実証デモ公開を予定
2010.07.15
Updated by WirelessWire News編集部 on July 15, 2010, 17:10 pm JST
2010.07.15
Updated by WirelessWire News編集部 on July 15, 2010, 17:10 pm JST
UQコミュニケーションズが、2010年10月に開催されるCEATEC JAPANで、「WiMAX 2」の実証デモンストレーションを予定していることが分かった。7月14日、Wireless Japan 2010で行われた基調講演で、同社の野坂章雄社長が明らかにした。
「WiMAX 2」(IEEE802.16m)は、次世代WiMAXとしてWiMAX Forumで標準化作業が進んでいる規格。最大速度下り300Mbps、上り112Mbpsと飛躍的に速度が向上する。現行のWiMAX(IEEE802.16e)に上位互換性を持つ規格。今年4月には、米インテル(Intel)、米モトローラ(Motorola)などのWiMAX関連製品ベンダー各社がWCI(WiMAX 2 Collaboration Initiative)を設立し、2011年後半に予定されている端末認定開始を視野に相互接続試験の支援などを行っている。
野坂社長はまた、「WiMAXは、2007年10月の実証デモンストレーション公開から2009年2月の商用サービス開始までおよそ1年半であり、WiMAX 2も同程度の期間でのサービス開始を目指したい」と述べ、2011年末〜2012年初めのサービス開始を目指したい意向を明らかにしている。
【参考情報】
・次世代規格WiMAX2の普及促進団体が発足 - インテル、モトローラなどが参加 - WirelessWire News
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら