トランスコスモス、客先に常駐するモバイル機器検証サービスを開始
2010.07.20
Updated by WirelessWire News編集部 on July 20, 2010, 10:10 am JST
2010.07.20
Updated by WirelessWire News編集部 on July 20, 2010, 10:10 am JST
▼常駐型(オンサイト)モバイル実機検証サービス 提供イメージ
トランスコスモスは7月16日、常駐型のモバイル実機検証サービスの提供を開始すると発表した。これまで沖縄モバイル検証センターでオフサイトの検証サービスを提供してきたが、これを進めて客先に常駐するオンサイト型のサービスを始める。このサービスにより、コンテンツ公開前などで情報を社外に持ち出せない時点での実機検証が可能になる。
トランスコスモスによると、モバイル端末は3キャリアで約800機種があるという。各キャリアや機種により機種依存があり、コンテンツ開発持には検証が必要になる。しかし、すべての機種をコンテンツ提供会社が実際に所有して検証することは不可能に近い。そこでトランスコスモスは、端末と検証のための人員を揃えた沖縄モバイル検証センターでオフサイト型の検証サービスを提供してきた。ユーザー企業からセキュリティ面などの理由からオンサイトでの検証サービスを求める声があり、新サービスを提供することになった。
オンサイト型のサービスでも、サイトの機種依存エラーやアプリの動作検証などを行う。端末としては一般的な携帯電話に加えて、iPhoneなどのスマートフォンにも対応する。オンサイトで検証作業を行う人材には、沖縄モバイル検証センターでの実績を元に、トレーニングカリキュラムを作成して研修を行う。オンサイト型でも、沖縄モバイル検証センターと連携してスムーズに検証作業を進められるようにする。
【報道発表資料】
・トランスコスモス、常駐型(オンサイト)モバイル実機検証サービスを開始
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